頼る

三角巾をした女の子食費の節約のために安いむね肉や挽き肉で作った料理を食卓に並べることが多いです。私はちょっとくらいお肉がパサついていたり、同じメニューが続いても全く問題ありませんし、旦那も節約のためだからと分かってくれています。しかし、納得できない様子の家族が一人いるのです。それは子供。
子供は正直ですし、節約がどの程度大事なことなのか理解しきれていないようで、よく食事のメニューに対し不満を言います。おばあちゃんちで高級なステーキやお寿司を食べさせてもらう機会の多いうちの子供は、知らぬ間に舌がこえていた様子。。
私の作る節約メニューには文句ばかりで困ります。私も安い食材でなんとか美味しいものを作ろうと努力してみましたが、あまり料理の腕がないことから最近では別の方法に切り替えました。
それは、子供と一緒に料理を作って節約に協力してもらうやり方です。例えばむね肉を子供に包丁の背で叩いてもらい、すりおろした玉ねぎにつけて柔らかくする作業を手伝ってもらいます。すると子供はいつもより美味しく出来たねと言って喜んで食べてくれます。
どうしたらいまいちな食材が美味しくなるのか、たまに子供の意見を取り入れて実験したりもします。
他には節約に協力してくれたお陰として一ヶ月に一度くらいは子供の好きな料理を作ってご褒美にする等して、子供には料理も手伝ってもらうつつ、食費の節約も手伝ってもらっています。

10年程前のこと。冬時期に高熱が出て出勤できず、仕事を1週間近く休むことになり、心配した同僚が、仕事の後わざわざ来てくれて「インフルエンザじゃないの?」と、病院に連れていってくれました。

私は元々病院嫌い、薬嫌いなため、少々のことでは病院に行くことはしないタイプ。その時もインフルエンザではなく、ただの風邪だと思っていたので、寝てればそのうち熱も下がるだろうくらいに考えていました。また病院に行けば医療費もかかることもあって極力医療機関には行かないスタンスでおりました。けれど、職場の人たちに迷惑をかけてはいけないので、同僚の勧め通り受診することにしました。

カプセルの薬結果、インフルエンザではなく、やはり風邪で、ああよかった、と安堵するも、「お薬を出しておきます」とお医者さん。受付で会計を済ませ、お隣りの薬局で薬代を払おうとすると・・・お金が足りない!!車で待っていてくれた同僚に、慌ててかけつけ、お金を貸してもらい、その時はなんとか助かりました。

それから数日後、ようやく熱も下がり翌日から出勤できそうという日。夕ご飯は何か美味しいものを食べようと、買い物に出かけようと財布を見ると、中身は50円玉1枚だけ。

あれ!?おかしいなと思って何度も確認するけどやっぱり50円のみ。しばらくして思い出しました。先日医療費に使ってしまったなけなしのお金のことを・・・。同僚に借りたお金も返さなくてはいけないし、ATMに預金をおろしに行こうと近所の郵便局に行くと、営業時間は過ぎていてATMのシャッターが下りていました。

その日の夕ご飯はやっぱりお粥だったのでした。